◆ 刀談 ◆
この狐ケ崎は平安末期から鎌倉時代初期に活躍した青江為次(あおえためつぐ)作の太刀だ。西暦1200年、今の静岡県にあたる駿河国(するがのくに)の狐ケ崎にて、鎌倉幕府に謀反を企てる梶原一族を討伐した吉川友兼(きっかわ ともかね)が身につけていたものだと言われている。
狐ケ崎為次(きつねがさきためつぐ)は刀身・外装ともに制作当時の姿のまま残っている貴重な太刀なのだ。黒漆の革で包まれた拵えを見てみよ。無駄な装飾は控え、全てが実戦向き、本物はこうでなくては。そう思わないか?
この狐ケ崎は平安末期から鎌倉時代初期に活躍した青江為次(あおえためつぐ)作の太刀だ。西暦1200年、今の静岡県にあたる駿河国(するがのくに)の狐ケ崎にて、鎌倉幕府に謀反を企てる梶原一族を討伐した吉川友兼(きっかわ ともかね)が身につけていたものだと言われている。
狐ケ崎為次(きつねがさきためつぐ)は刀身・外装ともに制作当時の姿のまま残っている貴重な太刀なのだ。黒漆の革で包まれた拵えを見てみよ。無駄な装飾は控え、全てが実戦向き、本物はこうでなくては。そう思わないか?